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Channel: スポーツナビ+ タグ:累積警告
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日本VSUEA戦 後半を見て

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 後半24分に左サイドの駒野のクロスにハーフナー・マイクがヘディングで得点を入れ、結局そのままタイムアップ。1-0で日本が勝ったというゲームでした。 交代枠が6人というマッチのため、後半は両国とも選手が入れ替わり立ち替わりという、フレンドリーマッチ特有のテストのようなゲームになりましたが、何はともあれ勝つことが出来て良かったと思います。 5日後のイラク戦に向けて色んな選手を試せたのが一番の収穫だと思うのですが、駒野選手の正確なクロス(今日も両足で正確なキックを随所に見せていました。)や遠藤選手の視野の広さは流石でした。 一方でDFのレギュラー陣がイラク戦では累積警告のため出場できない(内田、今野、栗原)ので、今日出場した選手(前半は伊野波、後半は水本)が吉田との連携がどうなのか心配していましたが、正直なところ前半は危なかったですね。前半戦観戦記でも書きましたが、左サイドから何度か崩されていました。イラク戦は左サイドバックに故障が完治した長友が入ると思うので、多少は改善されると思います。また、一番気になるセンターバックは伊野波が先発すると思うのですが、今日の試合での連携ミスやマークの受渡し、さらに吉田とのコミニュケーションを今一度確認してもらってイラク戦に臨んでほしいと思います。伊野波にしてみれば、今日は「パスカットをしに前に出てはいけない」というような指示があったと新聞で見ました。もともと前でボールを奪うのが得意な選手として、その辺も多少混乱したんだと思いますが、本番では受け身にならず、伊野波自身の持ち味である前へのディフェンスをしてくれればいいんじゃないかと思います。 ヨーロッパ勢。新しいシーズンが始まったばかりで、日本代表選手のレギュラーである香川や長友にしても、それぞれのクラブでレギュラーが確約されているわけではないのが現状である。レギュラーが確約されているのは本田ぐらいであろうか。他の選手達は各クラブで必死にレギュラー取りをアピールする立場の選手が殆どである。ということは、シーズンが始まったばかりのこの時期というのは、どの選手もアピールに必死となっているはず。シーズン前のキャンプから2ヶ月近く限界に近いトレーニングをし、また内なる精神の鍛錬も行い、疲れはかなりあるというのが正直なところであろう。そんな心身の状態の中ででの今日のUAE戦である。はっきり言って身体が切れているなと思ったヨーロッパ勢の選手は残念ながらいなかった。これは上述の通りで仕方ないことであり、今日の試合に限ってはザッケローニ監督も想定内であったと思う。日本代表のレギュラーの多くはヨーロッパ勢が占めており、5日後のイラク戦に向けて、いかにヨーロッパ勢のコンディションが上がってくるのかが重要な鍵となることは言うまでもありません。 さて5日後の相手であるイラクは日本のことを大変よく知っているジーコ監督。それなりの情報源も持っていると思われ、決して楽に勝てるとは思えません。渋い戦術を見せてくるかもしれません。しかし、力では日本の方が1枚上だと感じています。カウンターだけ気をつけて、日本の早いパス回しで試合を支配すれば、油断して隙を出さないかぎり結果はついてくるんじゃないでしょうか。 勝ち点3を取ってブラジルに近づく試合を見せてくれるでしょう。

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